fc2ブログ

大正時代の『多紀郡四國八十八ヶ所巡拝案内図』をまとめて

加筆:79番(2022-12-27記)


 いただいたのは、いつのことだったか、2014年以前くらいの記憶。和田寺さんにお邪魔させていただいた時に。一枚の地図。大正時代の『多紀郡四國八十八ヶ所順拝案内図』》 2021-06-06から作成ー

 大正13年発行

KIMG2813.jpg



 それまでは、「松平康信の多紀33観音」に関心があった(今でもそうなのだが・・・・何故、藩主が指定したのか・・・云々)



 先輩に聞くと、ずいぶんお寺・お堂が変わっているのだと・・・。。いろいろな事情があるのだろうが・・・。

今田町史によると、文化13年(1816年)に成立し、明治時代に再興されたとある。

この大正時代の案内図を見ても、変遷があったのだろうなと思われるのだが・・・・



そうした歴史をいろいろと想像(妄想?)しながら、ブログの整理をしてみた。(まだ訪ねていない所・訪ねた記憶があるのだがブログに残していない所は改めて訪ねてブログにしてみたり・・・・歴史と文化のロマンを搔き立てて・・。案内図を基準にして「謎解き」に挑んでいる部分もあるので、ひょっとしたら間違っているかも知れません。その時は指摘していただけたら嬉しいです。ーー暑い季節になると、山の付近に近づくのを躊躇うので、まだ未完成ですが・・・ーー




1番 松尾山文保寺(味間南)天台宗 2021-04-03のブログ文保寺のHP》
番外・黒石 1番奥の院 浪田山薬師堂(今田町黒石) 2021-05-22のブログー昭和33年案内図も番外 現・61番
2番 日置月見山(畑市)現・波々伯部神社(宮ノ前)2015-03-23のブログ (大正時代以前は味間区域?)
番外・新村 地蔵堂(味間新)2017-07-10のブログー昭和33年案内図は無 現・38番
番外・弁天 大師堂(大沢新)2021-02-25のブログー昭和33年案内図は48番
3番 小畠山岳応寺(小畑/大沢新)曹洞宗 2020-09-26のブログ
番外・大沢 3番奥の院 阿弥陀堂(大沢)元・上均山傳法寺(現在は公民館内)2021-02-28のブログー昭和33年案内図も番外 現・17番 
4番 安泰山大國寺(奥村/味間奥)天台宗 .2013-06-01のブログ《大国寺のHP》
5番 阿弥陀堂(北村/味間北)元・正覚山往生寺(天台宗)2015-04-15のブログ
6番 観音堂(西古佐)公民館横 元・医王山安楽寺 2021-04-07のブログ
番外・下村 地蔵堂(大山下)2021-02-18のブログー昭和33年案内図は無
7番 不捨山念仏寺(北野)浄土宗西山深草派 2020-03-01のブログー昭和33年案内図は無 

 《 現7番 観音堂(中)2014-06-24のブログ

8番 修攻山本来寺(宮村/大山上)浄土宗 .2014-09-01のブログ  

 《 現8番 東陽寺(八上内)2021-04-12のブログ

9番 大宝山大乗寺(追入)真言宗 .2015-12-01のブログ ー昭和33年案内図は無

 《 現9番 大日堂(小原).2013-12-03のブログ

10番 赤坂観音堂(追入)元・赤坂寺 2015-02-21のブログ ー昭和33年案内図は無

 《 現10番 大日堂(鷲尾)2021-04-01のブログ

11番 宝橋山高蔵寺(高倉)天台宗 .2015-11-17のブログ《高蔵寺のHP》

 《 現11番 薬師堂(四斗谷)2021‐05‐22のブログ

12番 【推測二宮薬師堂(新村/大山新)2021-03-30のブログ ー昭和33年案内図は無 

 《 現12番 弥勒堂(小野原)2019‐10‐29のブログ

番外・町ノ田 大師堂(町ノ田)2021-03-30のブログー昭和33年案内図は無

##番外・西木之部 観音堂 2021-05-26のブログ ー昭和33年案内図で表示

13番 興法寺(上板井)2014-06-22のブログ 【市のHP(興法寺)】
14番 大師堂(小坂)是永公民館 2016-07-20のブログ
15番 薬師堂(小坂) 2016-07-20のブログ


番外・高坂 【不明】 ー昭和33年案内図も番外 


16番 宮田山福徳貴寺(坂本)天台宗 2021‐04-23のブログー昭和33年案内図は無【市のHP(福徳貴寺)】 

 《 現16番 地蔵堂(味間南)2020-12-21のブログ

17番 観音堂(栗柄)元・三嶽山養福寺 .2014-06-13のブログ 

現17番 阿弥陀堂(大沢)2021-02-28のブログ

18番 三尾山弘誓寺(下板井/上板井)天台宗 2014-06-22のブログ 【市のHP(弘誓寺)】


番外・八十八ヶ所 切幡寺大師堂(上板井)ー昭和33年案内図も番外 


19番 摂取山光照寺(宮田)浄土宗 2017-11-10のブログ ー昭和33年案内図は無【市のHP(光照寺)】

 《 現19番 大日堂(小坂)2016-07-20のブログ

番外・西谷 寂定山西谷寺(西谷)浄土宗 2021-03-09のブログ ー昭和33年案内図は無【市のHP(西谷寺)】 
20番 宝林山正楽寺(矢代)浄土宗 2016-09-10のブログ
21番 王子山西林寺(今福)浄土宗 2016-06-18のブログ
番外・21番奥の院 中山(今福)2014-04-23のブログ ー昭和33年案内図は無 
22番 荘宮山寿宝寺(野尻)浄土宗西山深草派 2016-06-18のブログ
番外・遍照院【不明2016-06-18ー昭和33年案内図は無 
23番 称揚山専念寺(大野)浄土宗 2014-04-23のブログ
番外・23番奥の院【不明2021-04-23ー昭和33年案内図は無
24番 光明山乗願寺(口坂本)浄土宗 2016-09-10のブログ
25番 二老山和田寺(下小野原)勘助地蔵 天台宗 2014-06-08のブログ(大正時代以前は西紀南地区?) 和田寺のHP》
26番 米穀山浄法寺(黒田)天台宗 2021-03-11のブログ 【市のHP(浄法寺)】
27番 大師堂(川北新田)2018-05-10のブログ
28番 泉涌山長源寺(浜谷/西浜谷)曹洞宗 2014-04-23のブログ 【市のHP(長源寺の大師堂)】
29番 如意山長楽寺(郡家)曹洞宗《案内図は19番と》2015-02-03のブログ  《長楽寺のHP》《長楽寺のHP》
番外・熊谷 阿弥陀堂(熊谷)2021-04-10のブログー昭和33年案内図も番外
30番 五台山東窟寺(藤岡奥)岩谷観音 天台宗 2014-06-04のブログ 《東窟寺のHP》
番外・鷲尾 大日堂(鷲尾)2021-04-01のブログー昭和33年案内図は10番
31番 円満山法蔵寺(寺内)曹洞宗 2014-05-16のブログ
32番 大熊 薬師堂 元・笛吹山瑠璃寺《案内図は31番と》 2021‐05‐03ブログ  
33番 久桂山法昌寺(黒岡)曹洞宗《案内図は32番と》 2021‐05‐03ブログ 
34番 澤田山小林寺(沢田)曹洞宗 2020-01-06のブログ 《小林寺のHP》
35番 大師堂(北沢田) 2021‐05‐03のブログ 
36番 亀谷山吉祥寺(新荘)曹洞宗 2021-05-06のブログ  
37番 福聚山長徳寺(大渕)曹洞宗 .2014-05-12のブログ【市のHP  長徳寺とマリア観音像】
38番 岩松山満願寺(奥畑)2014-11-15のブログ

 《 現38番 地蔵堂(味間新)2017-07‐10のブログ

39番 毘沙門天堂(火打岩)元・平石山楞厳寺 天台宗 2015-02-07のブログ
40番 宝泉山善法寺(和田)天台宗 2015-02-07のブログ
41番 松尾山浄居寺(宮村/大渕)曹洞宗 2015-02-07のブログ
42番 日輪山西方寺(般若寺)2015-02-07のブログ 【市のHP(般若寺跡)】
番外・大上 お堂(大上)2021-03-18のブログー昭和33年案内図も番外
43番 極楽山観福寺(春日江)曹洞宗 2021-03-18のブログ
44番 大師堂(内坂/打坂)【不明・打坂に大師堂と西紀町史?2021-04-07(大正時代以前は雲部区域?)

 《 現44番 西光寺(畑市)2013-06-10のブログ

45番 宝鏡山洞光寺(東本荘)曹洞宗 .2011-11-21のブログ
番外・金ピラ 金刀比羅神社境内のお堂(県守)《案内図は「75奥の院」とあるが「45」かな》.2014-09-23のブログ  ー昭和33年案内図も番外
46番 清滝観音堂(小立)元・清滝山清楽寺 2015-02-18のブログ 

 《 現46番 長福寺(小立)2015-02-05のブログ


番外・福井 【不明 豊林寺?】 


47番 金林山本休寺(本明谷)曹洞宗 2014‐10‐23のブログ
番外・西野々 大師堂(元・西明山極楽寺) 2021-05-11のブログ ー昭和33年案内図は無
48番 網縣 祠(網掛)2021-03-12のブログ(大正時代以前は福住区域?)

 《 現48番 大師堂(大沢新)2021-02-25のブログ

49番 龍峰山禅昌寺(福住)曹洞宗 .2013-05-04のブログ
50番 巡礼堂(曽地中)2017-09-10のブログ
51番 太陽山長和寺(曽地中)曹洞宗 2015-02-05のブログ


番外・上宿【不明】ー昭和33年案内図も番外


##番外・畑市 西光寺 .2015-12-05のブログー昭和33年案内図で表示 現・44番 

52番 大師堂(八上新村/日置)千体地蔵  2020-09-30のブログ
53番 心月山徳寿寺(野々垣)曹洞宗 2015-02-02のブログ
54番 長亀山石心寺(八上上)曹洞宗 2018-12-10のブログ
番外 萬照山東陽寺(八上内)曹洞宗 2021-04-12のブログー昭和33年案内図は8番
55番 観音堂(東岡屋) 元・法蓮山円満寺 2020-11-12のブログ (大正時代以前は日置区域?) 
56番 高城山十念寺(八上内)浄土宗 2021-02-06のブログ
57番 柏隆山松谷寺(奥谷/殿町)曹洞宗 2015-02-02のブログ
58番 光照山善導寺(小多田)浄土宗西山深草派 2016-07-10のブログ【丹波新聞の記事】
番外・繩手 地蔵(畷/糯ケ坪)2021-04-15のブログー昭和33年案内図は無 
59番 御刀代神社の大日堂(池上)2017-05-28のブログ
60番 開法山真福寺(河原町)浄土宗 2017-05-28のブログ【市のHP(真福寺)】
61番 清涼山来迎寺(立町)浄土宗 2013-07-16のブログ【市のHP(来迎寺)】

 《 現61番 薬師堂(黒石)2021‐05‐22のブログ

62番 大日堂(西本荘).2019-10-29のブログ(大正時代以前は城下町区域?)
63番 普門山観音寺(河原町)曹洞宗 2014-07-09のブログ【市のHP(観音寺)】
64番 大師堂(倉本)2021-05-23のブログ(大正時代以前は城下町区域?)
65番 清浄山誓願寺(魚屋町)浄土宗 2021‐04-20のブログ【市のHP(誓願寺)】
66番 薬師堂(木ノ部/東木之部) 2021-05-09のブログ(大正時代以前は岡野区域?)
67番 安生山大膳寺(西岡屋)曹洞宗 2014-06-06のブログ 【市のHP(大膳寺)】
68番 吹上 お堂(吹上/東吹)お堂は解体=元・八幡神社神宮寺(幡栄山延寿寺)2020-10-28のブログ 案内図は篠山川の東になっているが、川の西側・東吹にある》【市のHP(延寿の晩鐘)】  
69番 逞龍山西蓮寺(東吹/吹段)浄土宗 2020-10-28のブログ
70番 薬師堂(西吹)元・薬王山蓬菜寺 2019-03-31のブログ(3/15分)
71番 清滝山弘誓寺(宇土)曹洞宗《宇土観音》2020-02-08のブログ 《弘誓寺のHP》
72番 清滝山弘誓寺(宇土)曹洞宗《宇土観音》2020-02-08のブログ 《弘誓寺のHP》
73番 祥雲山法福寺(谷山)曹洞宗 2020-03-18のブログ 

《 現73番 豊林寺(福井)2018‐12‐18のブログ

##番外・谷山 お堂 2021-06-07のブログー昭和33年案内図で表示 

74番 永久山西禅寺(野中)曹洞宗 2021‐04‐30のブログ 
75番 薬師堂(小枕春日神社境内).2012-12-09のブログ 【市のHP(義経が奉納した鞍)】
76番 華興山谷松寺(小枕中)曹洞宗 2020-01-20のブログ
77番 太平山龍蔵寺(真南条上)天台宗 .2015-03-14のブログ  《龍蔵寺のHP》
78番 真丹山願勝寺(真南条中)曹洞宗 .2015-11-12のブログ 《願勝寺のHP》 
79番 薬師堂(初田) 元・安福寺 2022-12-27のブログ古市まち協の(初田)】
80番 大師堂〔地蔵堂〕(犬飼)2021-05-04のブログ
81番 義岳山宋岸寺(矢代/南矢代)浄土宗 2021-05-04のブログ 【古市まち協の(南矢代)】
82番 東照山大仙寺(辻)曹洞宗 2018-04-28のブログ (大正時代以前は岡野区域?)
83番 松原山徳圓寺(当野)浄土宗 .2018-04-10のブログ 【古市まち協の(当野)】
84番 極楽山妙楽寺(油井)天台宗 2018-09-10のブログ 【古市まち協の(油井)】
番外 弥勒堂(上小野原)2019-10-29のブログー昭和33年案内図は12番 【丹波新聞の記事】
85番 薬師堂(不来坂)元・松尾山円福寺(大歳神社と八幡神社の別当寺) 2018-09-10のブログ 【丹波新聞の記事】
86番 至心山宋玄寺(古市)真宗大谷派 .2020-10-06のブログ 《宗玄寺のHP》

##番外・波賀野 大日堂 .2020-11-05のブログー昭和33年案内図で表示

87番 二村神社境内の祠(見内)元・神宮寺(二村神社別当寺)2021-05-08のブログ 【市のHP(二村神社)】
88番 松尾山高仙寺(矢代/南矢代)天台宗 2021-01-07のブログ 【古市まち協の(南矢代)】
     




一番『文保寺』の山号は「松尾山」。そして八十八番『高仙寺』も「松尾山」。
読み方が「ショウビサン」。そして「まつおさん」。
松尾山 
 ーー元々は一つの寺だったか、深いつながりのあった寺だったか、いずれにしても同じ「山号」を使っているということから、修験の山ということに関係があるのかも・・・・



昭和33年のマップ(撮影が不満足ですが・・・)
P6080045.jpg

 ーー資料として他の方のブログなどを参考にさせていただきました・・・


市内を巡り、その寺院の周りの日常的な風景もゆっくりと眺め、一日を楽しむことができれば良いなと思いながら、<コロナ>が終焉したら丹波篠山歴史文化浪漫隊の再活動をしたい・・・・・







倉本地区に88ヶ所の「64番」 会館と祠

5月23日(日)忙しくあちこちと。。。


 8時30分から地区内の共同清掃を行い、地区の年会費を支払った。

 多少の休憩後、出かけることに。
 
 図書館に本を返却後、お隣丹波市のオープンガーデンに2軒

 

帰路、倉本地区の小祠の立ち寄った。
20210523倉本の祠_175947-COLLAGE

 地元会館の敷地内に整然と・・・

 ー大正時代の『多紀郡四國八十八ヶ所順拝案内図』には「64番」となっている(基本的な巡拝順を考えると、当初からではなく(いつの時期からかは不明だが)後年に「64番」となった推測する・・・)。現在の敷地は元々何があったのか? この祠となる以前、ひょっとしてお堂とか、寺院とか・・・どうなんだろうなと。

KIMG2813k倉本_2021-05-28_17_46_25

KIMG2813k城下町_2021-05-28_17_47_29

江戸時代後半に始まったとされているが、その当時と大正時代では随分変わっているかもしれないが、いずれにしても民衆(住民)が巡拝していた心持は同じなのかもしれない・・・


 
追記######2021-07-30
 聞いてみるものだ・・・
偶々、地元の方とお会いすることができ、地元で頑張っておられる「芝桜」の話から、会館の祠の話になった。。。ずいぶん昔から、会館があったのだと。
 そしてやはりその祠は地蔵さんだとのこと。肝心の『お大師さん』は会館の中に祀ってあるのだとのこと(そう言えば、会館に案内の札が貼ってあった・・・)。
 ーーーむかしは裏山にお堂があり、そこにお参りされていたそうだが、お堂の修復が必要になり、現在の会館に保存する選択をされ、お祀りすることになったとのこと。
 晩秋の頃に、裏山のお堂の跡を訪ねてみたい。そして、会館のお大師さんをお参りさせてもらいたいと伝えた。



テーマ : 丹波篠山
ジャンル : 地域情報

西野々の大師堂(元・西明山極楽寺)

久しぶりに仲間と一緒に頑張っている畑作業に参加
 夏野菜の種まきやサツマイモの植え付け

帰路、福住地区の西野々に行った。

最近発行された市の冊子『町並み風景街道マップ』より
街並み街道5_2021-05-16_17_27_22

Google マップ_2021-05-16_17_31_18

大正時代の『多紀郡四國八十八ヶ所順拝案内図』の「番外」に「西野々」とあり、さてどこなんだろうと調べたが・・・「大師堂」があるとのこと。
KIMG2813k_2021-05-17_16_43_27.jpg

 かつて間違いなく登って(お参りして)、写真も撮った記憶があるのだが、ブログにも見当たらない・・・・、PC内の画像検索しても見当たらない・・・・・なぜなんだ?

 で、行ってみようと。。。草深かったら嫌だなと。。。

参道の奥に獣害除けのフェンスがあるのが見えて思案していたら、地元の方に会えて訪ねたら、大丈夫との返事。会館の前に駐車しても良いと言われて登ってみることにした。


以前来たときはフェンスはなかったように記憶・・・

それでも大師堂までは奇麗に草刈りもされていて助かった。
20210511大師堂(西明山極楽寺)_133320-COLLAGE

ここにお寺があったのかなと・・・
 --帰宅後調べたら、『西明山極楽寺』と。検索で「曹洞宗」と。
  今回は訪ねなかったけれど、同じ西野々地区の街道を挟んだ北側に「普賢山清泰寺」も「曹洞宗」。。


一旦下りて、鳥居があり、その横に看板「妙見山」と表記。
妙見さん麓の鳥居KIMG3836

妙見さん復活看板KIMG3826_2021-05-17_06_04_53
はっきり記憶はないが、以前来た時、道がしっかりなかったような・・・、でも、眺望は良かったような記憶。

 勇気を出してチャレンジ!


「藤の花」が今年あちこち山際で見事に見える

谷に向かって大きくフジの花が見えた。
妙見さんから眺めたフジIMG_20210512_051326_911 (1)

「お稲荷さん」ではないようだ・・・。やっぱり「妙見堂」なんだろうか・・・
 かつて池田市に在していたとき、能勢妙見山は何度か登ったことがあるが、詳しいことは全く不勉強で判らない・・・

20210511妙見堂_133343-COLLAGE

妙見さんからの眺望KIMG3829


判らないこと、もうひとつ。会館の石灯籠に刻んである『愛宕山』
愛宕さん刻印の石灯籠KIMG3837_2021-05-17_16_47_07





テーマ : 丹波篠山
ジャンル : 地域情報

見内の二村神社に88ヶ所の小祠(87番)

見内二村神社は、何度か訪ねてはいるが・・・
2020-10-06のブログ 古市散策
20210508見内の二村神社_023954-COLLAGE

丹南町史」によると、『延喜式内社』であり天平勝宝2年(750年)正一位を賜り、(今は社内に納めてあるとのことだが)鳥居の額は「小野道風」の筆に寄るのだそうだ。
 文明14年(1482年)祭礼の日、論争が起こり、各地区に持ち帰り騒動になり、二村神社があちこちにできた。
 【ちなみに関係歩かないか判らないが、1482年には吉野大峰の僧徒が大挙来襲し、三岳山修験道場を攻め、火を放たれ三岳山は没落した】

 その後、天正6年(1578年)火災に遭う。その後再建するも氏子村数と社領は少なくなったと。。
 【ちなみに翌年1579年、八上城は明智勢により落城】

 往古「神内村」と書き、文明14年以降「御内」と書くようになり、慶安4年(1651年)に「見内」としたと・・・・


 まさか、大正時代の『多紀郡四國八十八ヶ所順拝案内図』に載っている「87番」が二村神社の境内にあるのだとは知らなんだ!

 久しぶりに訪ねたら、右に隣接した敷地に建物があって、それもビックリ。以前は草ぼうぼうの状況だったが、子供のための施設かな・・・

 以前の台風被害もあってか、境内にあった巨木が減少したせいもあるのか、明るくなったような気がした。
2015-08-09丹波新聞
 そんなわけで、本殿に近づくと「祠」が目につき、それがそうだった。。。
KIMG3763.jpgKIMG3762.jpg

  やはり二村神社にも「神宮寺」があり、その名残りかも知れない・・・


本殿の横の切株になぜか・・・・
IMG_20210509_051402_396.jpg


参考に・・・・
2019-04-16丹波新聞



テーマ : 丹波篠山
ジャンル : 地域情報

篠山藩主・松平康信による『多紀33観音』総集編 

追録##第27番来迎寺2022-02-05

33観音
 元々、旅が好きで、学生時代からバイトして旅を楽しんだりしていた。
 『西国33観音』を巡りながら、その付近を廻ってみたいと・・・しかも「青春18きっぷ」でと。。。 
  ---勢い、その季節は春・夏・冬となるけれど・・・・順番に巡ることとしていた
2018-02-15:思い出のブログ 第一番・青岸渡寺 1992(H4).7.26.


松平康信の多紀33観音

 「多紀郷土史考」を図書館で借りて『多紀33観音』を知った。

  篠山藩主・松平若狭守康信多紀33観音としたのが延宝2(1674)年のこと。

    ーー当時はお城はもちろん道路ですら整備を勝手にするものなら、幕府から謀反の疑いをかけられる状況で、寺院を庇護する藩主が多く、そうしたことで領民の気持ちを汲んでいたのかも・・

2014‐06‐04のブログ: 多紀33観音 image002 (448x262)   



この時期、市内をあまり知らないので、どこに在るのかも判らない所も・・・・・



せっかくだから、順番に廻ろうかと仲間に声かけて・・・・

第1番 藤岡 東窟寺 2015‐02‐28のブログ 2015-02-28 042t (448x377) 五臺山東窟寺(天台宗)のホームページ


頑張って一日に2寺廻りました(登りました)。

第2番 宇土 弘誓寺 2015‐02‐28のブログ 2015-02-28 119 (448x245) 清滝山弘誓寺(天台宗)宇土観音のホームページ


仲間と一緒にお参りさせていただき、住職に詳しく説明をしていただいた

第3番 真南条 龍蔵寺 2015‐03‐14のブログ 2015-03-14 014at (300x448) 大平山龍蔵寺(天台宗)のホームページ


和田寺の裏山に登ること、そして『東光寺跡』を探す。大変だった。

第4番 小野原 和田寺 2015-12-13のブログ 2015-12-13 027 (448x336) 二老山和田寺(天台宗)のホームページ 


現・加東市の領域「清水寺」。当時は「播磨」。「丹波」との国境を接していたとは言え、篠山藩主がわざわざ指定したという意味は何だろうか?

 ともかく、丹波領域から登ることにして、先輩に案内していただいた。

第5番 丹波 清水寺 2016-05-29のブログ  2016-05-29 017 (336x448) 御岳山播州清水寺(天台宗)のホームページ


――ここまでいろいろとお世話になりながら、サークル【篠山で楽しく暮らしたい(隊)】の仲間と一緒に廻ることができた。


高仙寺は大正年代に山から現地にお寺を移動されたということで、檀家でもある地元の先輩に案内を兼ねて連れていってもらうことにしていた。が、あいにくそれができなくなり、事実上ストップしてしまった。


かつてイベントの下見に付いて行き、その山中に残っている『高仙寺本堂跡』を訪ねた

第6番 矢代 高仙寺 2015-03-30のブログ 20150330高仙寺本堂跡組み写真 古市地区まちづくり協議会のHP>南矢代地区


仁王さんの解体修理の解説があるというので聴講させていただいた

第7番 味間 文保寺 2016‐11‐14のブログ 2016-11-14 012 (448x325) 松尾山文保寺(天台宗)のホームページ


紅葉まつりと住職の「お苗菊」

第8番 大山 高蔵寺 2012‐11‐15のブログ kouzouji3 宝鏡山高蔵寺(天台宗)のホームページ


探してようやくたどり着いた・・・と言っても良いくらい。

第9番 板井 長光寺 2014-06-22のブログ P6220302 (336x448)


サークル【篠山で楽しく暮らしたい(隊)】の集いのあと、地元の先輩にお世話になり、いろいろと案内していただいた。

第10番 板井 弘法寺 2017‐11‐10のブログ 2017-11-10 039 (448x335)


偶々訪ねた時に住職にお会いしたが、儀式が行われる予定だとか・・・・

第11番 板井 弘誓寺 2014-06-22のブログ P6220317 (448x335)


草山地区に行くとき、ちょっと休憩したくなるあたりなのだが・・・・

第12番 坂本 福徳貴寺 2014‐06‐22のブログ P6220318 (448x336)


お正月、修験者の名残の儀式を見学

第13番 栗柄 養福寺 2016-01-03のブログ 2016-01-03 023 (448x336)


最初は道路からも判らなかった・・・

第14番 草山 弘誓寺 2015‐03‐17のブログ 2015-03-17 005 (448x332) 


地元の仲間に聞き、すくに判った(もっと早く聞けば良かった・・・)

第15番 中村 蓮台寺 2014-06-24のブログ P6240344 (448x336)


当時は「仏生山金林寺」。「明鏡山本休寺」との歴史が残っている

第16番 本明谷 金林寺 2014-10-23のブログ 本休寺PA230551 


最初に訪ねたのは「中野先生」の案内だった

第17番 貝田 蔵六寺 2014-07-09のブログ PA270027 (448x322)


何回となく訪ねているのだが、意外とブログに残していない・・・・

第18番 本庄 洞光寺 2013-10‐27のブログ PA270062 (448x335)


曽地地区に2か所あるのは何故なんだろうか??!

第19番 曽地 長和寺 2014‐06‐17のブログ P6170193 (448x335)


あの「むかしばなし」の田中先生のお話を聞かせていただいた。

第20番 曽地 巡礼堂 2017‐09‐10のブログ 2017-09-10 016 - コピー (448x327)


【篠山で楽しく暮らしたい(隊)】の集いのあと、寒かったけれど・・・

第21番 八上 石心寺 2018-12-10のブログ P1020789.jpg


通りかかった時、孫の守をされている方に尋ねて判った・・・・長い石段の上

第22番 般若寺 西方寺 2015-02-07のブログ P2070634 (448x329) 


お堂からのムラの眺望がすばらしかった

第23番 和田 善法寺 2015-02-07のブログ P2070645 (448x336)


イベントを企画し、山に登って、修験者の跡を巡った。

第24番 火打岩 福泉寺 2014-11-19のブログ PB190017 (448x336)


数年前、所在が全く分からず、地元の方に教えてもらって、やっとたどり着いた記憶もある。

第25番 奥畑 満願寺 2020-11-27のブログ 20201127満願寺KIMG2426


奥畑の道路から、参道へ入るのにちょっと苦労した。

第26番 奥畑 太寧寺 2014-11-15のブログ PB151073.jpg


特徴的な道標に残る歴史

第27番 篠山 来迎寺 2013-07-16のブログ 20130716来迎寺P7160108                         2022-02-05のブログ 20220205来迎寺 久しぶりに訪ねました。


河原町に石柱が参道に残っている

第28番 篠山 観音寺 2014-06-04のブログ P6040778 (328x448)


隣の岩崎地区のイベントに参加させていただいた時に仲間と一緒に。

第29番 谷山 法福寺 2020-03-18のブログ yokoyamaDSCF0091b_2020-03-20_19_36_24.jpg


諏訪神社が隣接していて、気になるところなのだが・・・

第30番 岡野 大膳寺 2014-06-06のブログ P6060016 (448x330)


八上城下から移転してきて歴史を刻んでいる

第31番 篠山 誓願寺 2021-04-20のブログ KIMG3377.jpg


黒岡の春日神社の別当寺だった「栄松寺」の一部は長源寺に。春日神社の絵図には「栄松寺」も載っている

第32番 篠山 栄松寺 2014‐04‐23のブログP4230098 (448x336)   2017‐01‐18のブログ 2016-02-17 014 (448x327)


寺内の大賣神社(オオヒルメ)の神宮寺が「昼目山円光寺」

第33番 寺内 円光寺 2014‐05‐16のブログP5160522 (448x336)


歴史と文化のロマンを感じながら、その周辺を含めて、ボチボチと歩いてみるのが楽しいかなと。

 



****

当然というか、不思議というか、当時編成された「領地誌」には「5番清水寺」は見当たらない・・・

篠山領地誌

例えば、『鹿王山榮松寺』

2017-07-05 003栄松寺




テーマ : 丹波篠山
ジャンル : 地域情報

プロフィール

茶介

Author:茶介
丹波篠山に移住して20年以上。  まだまだ知らないことがたくさん・・・

最新記事
検索フォーム
カテゴリ
おいでいただき、ありがとう